京の四季　五山の送り火

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京都の風情を楽しんでいただくためのプランを提案して行きます。

五山の送り火（８月１６日）

	大文字の送り火の起源は諸説あり、 足利義政の息子義尚の冥福を祈るため また、弘法大師が行った火の儀式に由来するなど　様々で 決め手になる文献も無いというのが現状です。 もともとの意味合いははっきりしませんが 　 今の京都人にとっての大文字は、先祖を偲ぶ行事であり また その行事に夏祭り的な要素が加わったもの　 と考えていただいて良いのではないでしょうか？ 夏の夜に涼を感じながら静かに先人を偲ぶ　 そんな時間を持つことが出来るのが送り火だと思います。

五山の送り火のビューポイント ここでは京都観光に来られる方へ 送り火の鑑賞ポイントについてご案内したいと思います。 ポイントごとに挙げていこうと思います。 20時より一番東の大文字から妙法、舟形・左大文字、鳥居形と夜空に浮かび上がります。
五山送り火ビューポイント簡易マップ（数字は点火開始時間）
将軍塚では東山の市営駐車場から西方へ左大文字・舟形・鳥居形を眺めます。 大日堂の展望台が事前の完全予約制。庭園より北西へ妙法を眺めます。 大文字もかろうじて確認できます。展望台より舟形・妙法・左大文字を眺めることが出来ます。 大日堂展望台の予約はかなり難しいですが、将軍塚が歩いてすぐの場所にあり また、時間差で点火していきますので大日堂より将軍塚への移動すれば 五山を一通り眺めることは可能です。
出町柳付近から鴨街道沿いを北山大橋へ 今出川通りから鴨街道では大文字を東方に眺めます。 紫明通の交差点付近では大文字・妙法・舟形・左大文字が確認できます。 北大路通りでは北大路橋付近より大文字・妙法・舟形を眺めることが出来ます。 北山通りを東へ進みますと北西に舟形が、妙法が東方に見えてきます。 この辺りも交通規制が敷かれマイカーでの移動はお勧めできません。
観光地で有名な嵐山渡月橋から下流の方へ 真正面に大文字を眺めることができます。 鳥居形も近くで見ることが出来ます。
船岡山公園より左大文字・舟形・大文字を眺めます。 地元の方が来られることが多いのではと思います。 妙法もかろうじて確認できます。
吉田山山頂公園より大文字を眺めます。 大文字を眺めるという点では最高のポイントであるだけに、当日は混雑が予想されます。 場所によっては妙法や舟形・左大文字も眺めることが出来ます。
西大路通りを円町から北へ左大文字を眺めます。 通りが上り坂になっているため真正面に眺めることが出来ます。
桂川に架かる五条の西大橋から鳥居形・左大文字・大文字を眺めます。 橋上を移動しながらご覧になってください。 これらのポイントで言えることは一ヶ所に立って見えるのではなく 微妙に移動しながら眺めて頂くことです。
余談ですが　これ以外にビューポイントとしては京都タワー・京都駅ビルがあります。 こちらのポイントでは少し距離があり　迫力は無いかもしれませんが、 五山全ての送り火が確認できます。 ただし、駅ビルは公募制で競争率はかなり高めです。（ＴＥＬ075−361−4394） 京都タワーは予約制になります。（ＴＥＬ075−361−3212） 意外と侮れないのが京都中心部にあるホテルなどの屋上ビアガーデン 場所によっては五山全ての送り火を見ることが出来るようです。
なお、ここに挙げたポイントが全てではありません。 五山の送り火は京都の生活に密着した行事であり 京都在住の人は各々自分が送り火を鑑賞するポイントを持っているものです。 また、当夜はネオンが自粛されますので京都の各所で確認しやすいと思います。 ぜひ、京都へ送り火の鑑賞にお越し下さい。

京都ではシーズン中 交通規制がおこなわれ名所付近は大変混雑し、自家用車で来られるのはお勧めできません。
京都にお越しの際はぜひ日本交通をご利用下さい

電話番号

日本交通株式会社(京都市) 075-681-5551